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鬼は紅くとけた雪を食む
「お前は俺の贄、誰にもくれてやるものか」 他人の悪意が視える目を持つ雪緒は、長年村人からひどい扱いを受けていた。 唯一の肉親である祖母を亡くして村を出ようとした矢先、鬼神の生贄にされることが決まってしまう。 どうせ生贄になるならと、雪緒は一世一代の願いを口にする。 「食いたきゃ食え、その代わり村を滅ぼせ」 男前鬼神×孤独なイジっぱり生贄 寄り添い芯まで溶かす和風人外BL。 描き下ろし「祝言」を収録
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