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セフレに恋してなぜ悪い1
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セフレに恋してなぜ悪い1
著者 | 綿瀬花 |
発売日 | 2020年6月18日 |
ISBNコード | 978-4-434-27283-7 |
価格 | 1,078円(税込) |
誰かを好きになったら幸せなはずなのに、 どうしてこんなに泣きたくなるの 彼氏の二股現場に遭遇してしまった葵。 別れた後、友達に愚痴をこぼすと、 「それ、浮気っていうより、葵がセフレだったんじゃない?」 と指摘されてしまう。 幼馴染の榛彦にも見る目のなさに呆れられる日々…。 そんなある日、職場の後輩と良い感じになったことを 榛彦に報告すると、「またいつもの失敗パターン」と叱られて… 「男は、なんとも思ってなくてもこういうことできるんだよ」 不意に見せられた、幼馴染の男の顔。 葵は戸惑いながらも榛彦と一線を越えてしまい… 手近なときめきに流されてばかりだったけど、 今、本当に向き合うべきなのは――
特典情報
著者インタビュー
―――今作で挑戦した、というポイントはありますか?
始まる前に担当さんと、今までの作品よりも
大人っぽいしっとりした雰囲気にしたい、という話をしていました。
主人公はずっと悩んでる顔をしているのですが、
ちょっとずつ変わっていってるように見えるといいな~と思って
描いていましたが、いかがでしょうか。
―――単行本の発売が決定した時はどんな気持ちでしたか?
単行本が出せたらいいなあと夢見てましたが、
実現するとは思ってなかったのでめちゃくちゃびっくりしました。
いまでも正直「ほんとにいいのかな…!?」という気持ちです。
ありがとうございます!
―――この巻で気に入っているセリフはありますか?
第3話の「何もしないって言ったじゃん」「うん 嘘ついた」
という会話が気に入ってます。
榛彦くんはおとなしめに見えて色っぽいキャラにしたかったのですが、
キャラが自然に喋ったという感じで出てきた言葉でした。
最初は主人公を見守るタイプの男の人になるかと思いきや、
想いを拗らせてちょっとおかしな人になってしまったので、
彼を描くのはとても楽しかったです。
―――単行本で初めて今作を手に取る方へ、この作品の見どころを教えてください!
自分に自信がなくて恋愛ダメ人間の主人公が、
悩みながら変わっていくお話です。
個人的に槇原くんが右往左往するあたりが気に入ってるので、
彼の活躍にも注目していただけると嬉しいです!
担当編集コメント
「もっと賢く恋愛すればいいのに」
今作は、そんな風に周りに呆れられる主人公・葵と
主人公をそばで見守ってきた幼馴染・榛彦の物語です。
好きになると尽くしすぎてしまったり、
失敗しても次の恋で同じことを繰り返してしまったり…
そんな経験に心当たりはあるでしょうか?
ある方はぜひ葵に感情移入していただき、
自分は違うかも…という方は榛彦の視点で、
「恋愛の幸せってなんだろう」という
駆け引きを楽しんでいただければ幸いです。